たくさん働いて、たくさん遊ぶ。

仕事も遊びも極めたい(…と思っている)

高いから良いモノとは限らない

4月3日(水)

気が付いたら4月だった。

今年の3月は忙しすぎて、長かった。

忙しいと時間が経つのが早いというが、めちゃくちゃ忙しいと長く感じるものなんだな。業界的に3月は60日あると言われるが、まさしくそれを体感した3月であった。

 

まぁ、そんなんで繁忙期を過ぎると、急に物欲がわいたりするのが常なのだが、

最近「物欲」なるものが薄れつつある。

 

なんでなんだろうなと考えると、断捨離したいからというのが大きな理由なのだけれど、「高いから良いモノとは限らない事件」が尾を引いているからだと思った。

 

「高いから良いモノとは限らない事件」は、言葉のとおりの出来事である。

某ブランド(そこそこ値が張る有名ブランド)で、数年前にレザーのトートバックを購入した。

そのブランドのなかでは、中程度の値段のものだろうか。

私としては大きな買い物で、未だにその値段以上の服飾品は購入したことがない。

用途は通勤用だったが、大切に手入れしながら使っていて、使用頻度も毎日というわけではなく、おしゃれして通勤したい日用という感じであった。

 

…が、去年、バックの持ち手が取れてしまった。

さっそく、ブランドの直営店に持ち込み、修理を依頼した。

その時、店員さんに「重い物を入れすぎですよ。」って言われて、「えっ?」と思ってしまった。

 

このブランドのバックって、(もちろん素材にもよると思うが)重いものを入れることを想定してないの?そもそも重量制限なんてあるバックなの????と、頭の中がはてなマークでいっぱいになった。

 

そこから、皮の状態とか色々気になりだし、そもそも素材(皮)が良くないんじゃないかとか、色々疑問が出てくるようになった。

 

この疑問をブランドにぶつけることはしてないし、したいわけでもなかった。

ただ、この出来事をきっかけに、今まで購入してきた少し高価な物たちに、疑問がふつふつとわいてきたのである。

 

もちろん、値段に応じた良いものもたくさんあるだろうし、値段以上の質のものもあるだろう。だけど、このブランドというタグが付いた瞬間、色んなものがバグってしまうということが、やっと身をもって理解できた出来事であった。

 

結果的に、そのブランドに対する不信感が募ってしまい、前は好きで色々見ていたけど、今は興味がなくなってしまった。

 

まぁ、そんなこんなで、最近は物欲がわかない。